＜万葉せんべい＞
万葉集には紀の国の豊かな自然を詠んだ歌が多数残されています。その中でも当地方で詠まれた歌から２首を選び命名致しました。
歌が書かれた紀の川製菓の包装紙はこういう感じ→こちら

・第22回全国菓子大博覧会　総裁賞受賞
砂糖、小麦粉、ハチミツに新鮮な玉子をたっぷり加え１枚１枚丹念に焼き上げた香ばしいおせんべい。
　

あさもよし　紀人ともしも　まつち山
行き来と見らむ　紀人ともしも
　／調首淡海（つきのおびとあふみ）
　あさもよしとは紀の国の枕詞です。

・第21回全国菓子大博覧会　中小企業庁長官賞受賞
薄いおせんべいにかぼちゃ、パセリ、さつまいも、の薄切りをのせ軽く焼き上げ、体にやさしい生姜密を塗ったさっぱり味のおせんべいです。
　

大和には　聞えもゆくか　大我野の
竹葉刈り敷き　廬せりとは
　／作者未詳